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ミツバチの引っ越し

2021年5月10日 18時54分

前回はツバメの巣の話でしたが、今朝、児童が「ハチの巣がある。」というので、行ってみると、給食室の西側の電気室の裏にある木にミツバチがまるで巣のように重なり合って止まっていました。「分蜂(ぶんぽう)」と言って春になり、新しい女王蜂が育つと母親の女王蜂は働き蜂の約半数を連れて新たな場所に巣を作るため巣を飛び出します。どうやら蜂たちはこの木に集まって引っ越しの途中、ひと休みをしていたようです。児童の登下校の道の近くなので、ずっと休まれても困ると思い、ミツバチを飼っている専門の方に来ていただきました。ミツバチの巣箱を用意し、そこに移るように蜜を塗った巣箱を近づけて誘っていると、ミツバチたちはいっせいに飛び立ち、その巣箱には入らずにあっという間にどこかへ行ってしまいました。専門の方が言うには、「巣箱が気に入らなかった。」そうです。校内は確認しましたが、もうどこにもいませんでした。小学校にとってはびっくりのお客様でしたが、無事に良いすみかへ移ってくれることを祈っています。