新学期の学校再開に向けてのお知らせ(重要)
2020年4月6日 11時34分新居浜市小中学校に向けて、教育委員会から、下のようなお知らせがありました。在校生のご家庭にはマチコミで同じ物をお知らせいたしますが、4月の参観日、5月の運動会など変更を余儀なくされているものがございます。ご一読の上、ご理解とご対応をよろしくお願い申し上げます。
令和2年4月 6日
保護者 様
新居浜市教育委員会 教育長 高橋 良光
新居浜市立高津小学校 校長 篠原 直樹
春季休業後の学校再開に向けての対応について
このことについて、愛媛県県教育委員会及び東予教育事務所からの通知や新居浜市新型コロナウイルス感染症対策本部での協議決定事項を受けまして、学校再開に向けて次のような対応をお願いいたします。
1 始業式・入学式について
当初の予定通り、実施します。感染リスクの3密(密閉・密集・密接)をできる限り排除し、児童生徒や保護者の皆様に安心して参加いただけるよう万全の対策(規模縮小・時間短縮・換気・咳エチケット等)を施します。
2 学校再開後の留意点
⑴ マスク着用
ア 授業中は教職員、児童生徒ともにマスクを着用し、感染リスクを可能な限り低減します。
イ 入学式における新入生用のマスクについては、新居浜市から各学校に配布します。
ウ マスク購入が困難である状況から、不織布マスクの再利用、給食用マスクの活用、手作り布マスクの使用などを推奨します。
⑵ 授業形態・給食時の配慮
ア 当面は、児童生徒の感染予防を第一に考え、前を向いての一斉授業スタイルを基本とします。体育の授業では、柔道など密接にかかわらなければできない運動は、時期をずらして計画します。音楽の授業でも飛沫感染予防を考慮した授業となります。
イ 給食は、全員前を向き、席を離して黙って食べることを徹底します。
⑶ 感染予防の徹底
ア 教室は、上の窓を開けておく等して、常に風が通る状態にします。
イ 手洗いの励行(休み時間ごとの手洗いを励行する)、咳エチケットをお願いします。
ウ 教室内で休み時間を過ごす場合は、読書等をして静かに過ごすことを推奨します。
⑷ 体調管理の徹底
ア 登校前に自宅で検温や保護者による健康観察を行っていただき、登校後速やかに担任等に報告してください。
イ 体調がすぐれないときは欠席して様子を見てください。現状では、その際の扱いは「出席停止」とします。
ウ 登校後、学級単位での健康観察を徹底するとともに、教室に体温計を常備し、不調があれば検温をします。登校後、37.5度以上の発熱がある場合や発熱症状がなくても、咳やのどの痛み、強いだるさ筋肉痛等の風邪症状がみられる場合も同様に早退の対応をとらせていただきます。
エ 同居している家族に発熱者が出て、児童の登校に不安がある場合は休ませてください。
⑸ 部活動等
新居浜市としては、4月6日(月)からの再開を許可します。児童生徒の体調や開始に向けた条件整備等を考慮し、実際に再開する日は学校判断とします。その際、3つの感染リスク(密閉・密集・密接)管理を徹底し、校長が実施内容を十分に確認します。校長や顧問等の指導者は次の事項に留意のうえ、責任をもって監督し、感染予防対策を徹底します。
ア 手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策を徹底します。
イ 部室の利用は短時間とし、一斉に利用しない工夫を行います。
ウ 大人数による集団の活動は避け、少人数やグループ分けによる練習や、児童生徒が極力接触しない練習メニューの工夫、体育館等での換気の実施、同一運動器具を使用する場合の衛生管理の徹底などに配慮します。
エ 4月18日より開催予定だった市長旗・杯争奪大会は、中止とします。
オ 軽い風邪症状(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱だけなど)が見られる、普段の自分の体調と様子が違うなど、何らかの体調不良がある児童生徒は参加できません。また、活動中及び活動後に体調不良となった場合は、保護者に連絡して、安全に帰宅させます。
カ 3月以降の海外渡航歴を有し、帰国後2週間を経過していない児童生徒、3月以降に首都圏や関西圏など感染拡大地域から来県・帰県し、2週間経過していない児童生徒は参加できません。
キ 練習試合等については、一律に禁止するものではなく、県内の感染が拡大していない地域での活動や近隣校との試合などは、感染症対策を徹底したうえで実施可能とします。ただし、実施内容や移動方法等に留意します。なお、感染拡大していない地域であっても県外への遠征は行いません。
3 小学校運動会
5月に予定されていた運動会は、2学期以降に延期とします。
4 4月19日の参観日、PTA総会
中止にします。19日(日)はお休みになり、20日(月)は給食なしの午前中授業です。
5 人権尊重、いじめ防止
県外から転入する子どもたちが増える時期です。転校に対して不安を抱いている子どもたちに、心ない言葉をかけたり、疎外したりすることのないよう、人権尊重といじめ防止に十分配慮することが大切です。ご家庭でもご指導ください。